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【韓ドラ雑記】 ドラマ「イ・サン」を影で支える大好きな出演者

  昔「チャングムの誓い」で、チャングムが手柄をたてたり、何かを解決すると、うしろでやさしい笑顔を浮かべて頷いているおっちゃんがいました。
この人がやさしく頷いているのを見ると、こちらまで「やったね!チャングム」って、爽快感が倍増するなんてことがあったのですが、「イ・サン」でもそのお人は図画署の別提(ピョルジェ)として、ソンヨンを暖かく見守るやさしい姿は健在でした。
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  そして、その「チャングムの誓い」での長官さんの役割を、「イ・サン」で見せているのがこの人ですよね。
ナム内官ことナム・サチョを演じる「メン・サンフン」さん。
  この人はイ・ビョンフン監督作品には欠かせないお方で、「商人(サンド)」、「ホ・ジュン」「ソドンヨ」、そして「チャングムの誓い」と、自分が見た作品には全部に出演しているという、言ってみれば『イ・ビョンフン作品の顔』と言っても過言ではない人です。

  横幅が広めの体格なのになんか可愛くて、しかもその笑顔ったら天下一品のやさしさ。
自分なんかはこの人の笑顔を見ると、「ほんとに癒されるなあ」って感じでいつも見ているわけです。
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  で、やさしい笑顔と言ったらもうおひと方いますね。
ナム内官の相棒である「パク尚宮(サングン)」、この方の笑顔も本当に癒されます。
ところが、この方の声ったら殆ど聞いたことがない、それなのにとっても印象に残る存在感があるという、表情のみで演技しているのに、大きな存在感として見ている側の印象に残る、かくも不思議な出演者の一人です。
  この女性、名前は「チェ・イェジン」さんと言われるそうで、イ・ビョンフン作品では「ソドンヨ」に出てみえたらしいですが、そちらではまったく印象に残ってません、でも、こちら「イ・サン」では台詞は全然ないのに強いインパクトを残してくれていて、単細胞的な自分としては、
   「この人いい、きれいなのにやさしそうで」 なんてことで、見るのが楽しみになってきてたりしてます。
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  とにかく、イ・ビョンフン作品の中でも、「チャングムの誓い」とこの「イ・サン」は、この主役のバックで引き立てている役割を持つ出演者の存在が、かなりドラマの面白さをも引き立てている、大きな存在になっていると思う自分です。

  主役が困っている時にはうしろで心配そうな表情、悲しんでいる時には同じように悲しそうな表情を浮かべ、面白い会話をしている時には面白さをこらえるような表情、これらによって、自分なんかはそのドラマのシーンへの引き込まれ方が変わってきているような気がしています。
  何よりも、政敵をやり込めた場面なんかは、うしろでこの二人が「してやったり」っていうような、したり顔をこらえているような表情を見ると、見ているこちらも「やったね」っていう、胸のすくような爽快感をより大きく感じているようです。

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  この人たちの存在が無ければ、サラッと流れていきそうな場面でも、この人たちの表情でそのシーンごとの思いが増幅されているようで、心配顔の後で嬉しそうな表情を見れば、そのシーンの喜びがより大きく感じられるってなもんです。
 だからこの人たちが笑いをこらえるようにしていると、こちらまで笑顔になってくるし、「やったね」って顔を見せれば、こちらも「よかったね」っていう気持ちになる。
画面の中でのこの人たちの存在って、その画面を見ている自分達と同じような存在なんですよね、だから一体感が生まれて、画面の中で自分達の気持ちを代わりに演じてくれているって感じ…ですかね?

  イ・ビョンフンさんはこの辺の演出がうまいですよね、しかもまた笑顔が良くてやさしそうな表情の人をちゃんと選んでいる。
  パク尚宮なんてのは台詞がまったく無いのに、よくもまあ表情にインパクトを残せる人を、こうしてキャスティングできたものだと感心してしまいます。

  ドラマをより面白くしている影の功労者の演技を見られるのも残り僅か、これからはこの人たちの心配そうな表情や、悲しい顔が増えそうな展開になっていきそうで、最後まで目が離せないドラマになりそうです。




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