SSブログ

韓国の道路でありえない〝バイク便〟の光景

  韓国の道路事情というか交通マナーも、かなりよくはなってきましたよね。
数年前の、自分の韓国初日はそりゃもう恐怖でした。

  台湾ほどではないんですが、なんせ台湾ときたら歩行者なんて待ってやしない、横断歩道の歩行者が優先なんていう有難い国は、周辺の国の中では日本だけなんじゃないんでしょうか?ったって、三カ国しか知りませんが…。
中国の本土なんかは予備知識がありましたから、そりゃもう無茶苦茶でっせなんてのは知ってました、だから、添乗員さんの掛け声で思い切って道路を渡るしかないという、大冒険も納得できたわけです。
  でも、台湾なんてもう日本と同じようっていう感覚でしたから、あの状況は信じられませんでした。
怖いなんてもんじゃない、たとえ青信号で渡ってたって、うかうかしてられないですよ、車は平気で右折してくるはバイクの団体さんが突っ込んでくるはで、台湾の横断歩道にゃ〝青信号〟なんて存在してません、渡る時はいつも〝黄信号〟で「注意」が必須なんです。

  でもね、中国の後で訪れた韓国でしたから、その状況が理解できるまでは安心ができないわけで、どうしてもお初の時は躊躇してしまいました。
案の定、ちょっと歩行者が途切れたその合間を縫って突っ込んできよりまんがな[がく~(落胆した顔)]
次に渡りかけた自分なんかは「エッ!」って感じで行く手をさえぎられて、その間に信号が変わりよる。
行くか戻るかどころない、間の分離帯のあたりで立ち往生でんかな、次の信号まで待たされるはめに相なりましてん。

  でもですね、ちょっと韓国さんをフォローするなら、最近はかなりようなってきましたで、ちゃんと歩行者が渡りきるのを待つようになってきました(笑)、ある種の車両を除いては…。

  今夜、「くらべるトラベラー」という番組でしたっけ? 
最近では韓国のことばかりやってますが、さっきそれを見ていたら韓国での記憶が甦ってきよりましたがな。

  「デリバリー」について少しやってましたが、韓国のデリバリーは24時間営業だとか、いろんな業種のデリバリーがあるなんてのは、そりゃ羨ましい話かもしれません。
特に、ハンバーガーが大好きな方にとっては、あの「マック」までデリバリーしてくれるなんてのは大歓迎かもしれませんよね、スタジオでも「いいなあ」っていう声が上がってましたから。

        c0192763_8314990.jpg

  確かに、韓国では小さな地方の町なんかでもデリバリーは盛況のようで、よくバイクが並んで停められている光景を目にすることがありまして、狭い地方の道路にズラーッとバイクが並んで停めてあって、かなり通行の妨げにもなってたりしてます。

  まあそんなことはお国の違いってなことで片付けられるのですが、自分に迷惑をかけられちゃうと、韓国のデリバリーが羨ましいどころじゃなくなってくる。

  韓国の場合は、デリバリー、いわゆる出前的な配達だけじゃなくて、バイク便なんてのもかなり盛んなようで、よくその姿を目にするわけなんですが、しょっちゅう道路が渋滞する国ですから、小回りのきくバイクが重宝されるんだと思います。
下の画像はよくよく見かけるもので、日本のバイク便に近いと言えば近い種類のものです。

        img_750635_26997986_0.jpg

  普通は「バイク便」っていったら、日本じゃ書類なんかを早く届ける手段として活躍してますが、韓国の場合はちと違う、ってえか、かなり違いまんのや。

  この画像を見てくんなはれ、これらの画像は全て他の方のブログから拝借した画像で紹介しています。

        fc1a7d6843823944_S.jpg

バイクにこんなに積んだら違反じゃないのかよって思いますが、こんなのがざらに走ってます。
そして、これが交通違反にならないお国なんですから、その走り方も半端じゃない。
もの凄いスピードを出して走るのですが、これが台湾のバイク集団にも負けず劣らず、歩行者の合間を潜り抜けての走行なんですよ。
そして、信号が赤で止められようものなら、急に方向転換しはりまんのや。
    「ワオッ!、こっちに突っ込んできよるでえ!」
  そうなんですよねえ、横断歩道から突っ込んで歩道を走りはるんです。

  確かに〝時は金なり〟とは言いますけどね、信号を待つ少しの時間ぐらいそうは変わらないのとちゃうけ?」って、自分のような能天気な日本人は思うんですけどね、多分少しでも多くをこなしたいとか、時間の設定がギリギリに組んであるとかなんでしょうねえ、少しが待ってられないらしくって無茶苦茶しよるわけですわ。

  この画像だけでも無茶でっしゃろ?こんな凄いのが道路のど真ん中を我がもの顔で走ってるんですから[あせあせ(飛び散る汗)]
    a0100240_12183196.jpg

  たまたまとちゃいまっせ、自分のようによく道に迷って歩くことが多いと、よくそんな光景に遭遇するわけで、最近なんて交差点の近辺やら狭い道路なんかで、こういったバイク便やデリバリーのバイクを見かけると、ちょっと身構えるようになってしまいました[たらーっ(汗)]

  でも、そんな中、とっても不思議な感覚も覚えるんです。
そんな無茶苦茶なバイクの走行でも、韓国の一般市民の皆様は迷惑そうな顔ひとつしない、どころか、平然とした顔でうまくそんなバイクをよけて歩いてみえる。
多分それが日常の普通の光景で、「あの種のバイクは当たり前」になってるんでしょうが、本当に韓国の皆さんはおおらかにできてみえるようです、と言うべきなんでしょうか?

  自分としたら、違反は違反で危険だろうっていう、そんな意識を持ってもらった方がいいんですけどね。
交通安全にすっかり慣れてしまっている日本の旅行者としてみたら。
だって、山のように荷物を積んだバイクが、歩道を普通に歩いている自分に向かって走ってくるんですよ、そんな光景
    ありえへん!

共通テーマ:旅行

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。