SSブログ

「百済浪漫号」日帰りツアーの心残り

  「百済浪漫号」での1日ツアーで、扶余と公州へ出かけたのが一昨年の10月。

たった五人だけの大型バスでのツアー、今でもあの和気藹々としたアットホームな雰囲気のツアーは、自分の韓国の旅の中でも心に残るものになっていると思います。

  あの頃は「朱蒙(チュモン)」に夢中で、再々放送ぐらいを見てた頃でしょうか? 今もBSでは健在で放送してますが。
だから、扶余=高句麗=チュモンと、頭の中での連想ゲームが始まって、すぐに飛び付いたこのツアー。
  今思えば、まだ韓国のことをよく理解してなかったんですねぇ、ツアーの名前に「百済」ってあるだろうってことです。
百済にチュモンの「扶余」があるわきぁあないだろ、今ならはっきり理解して言い切れるんですけど…。

  でも、結果的には、そういう自分の韓国への無知さや、日本と最も関わりの深かった百済、そして、慶州以外にも歴史ある土地が残されていることを知るきっかけにもなったツアーでした。

  そのツアーでバスの中で流されていた映像、扶余と公州の案内なんですが、バスの中で販売され、誰も見向きもしなかったのに、自分は5,000Wだったかで購入しました。
でも、帰ってから早送りでDVDに異常が無いのを確認しただけで、ゆっくり観たことがなかったんです。
それで、この際いい機会なので観てみました。
そして自分なりに編集してみました。

  「百済浪漫号」で訪れた場所です。
  「扶余」については、船で行く「皐蘭寺」は1度行けば充分かなとは思うのですが、心残りなのは、隣の博物館には行ったのに、実際の塔が車窓からしか見られなかった「定林寺祉」です。やはりあの塔は実際に目の前で見てみたいものです。何千年の時を超えてきたものですから、それを思うだけでも一見の価値ありだと思います。

  そして、「扶余博物館」で国宝の香炉をもう一度見たい。
あの時は「撮禁」のマークの意味を理解してなくて、写真に撮らなかったけど、あれは韓国では「三脚やストロボ以外の撮影はOK」のマークだったのだと知り、今度は撮影しながら個人でゆっくり回ってみたいです。
古墳の装飾品とか、今思えば、ほんとにもっとしっかり見とくんだった。
image50.jpgfuyo_museum01.jpg
  「公州」については、もちろん「公山城」
ツアーでは、門のところで衣装を着て写真撮影しただけですから、もっと奥の方の史跡を散策しながら、ゆっくりのんびり歩いてみたいですね。
奥には各時代の建物が多く存在しているといいます、「牟陽城」のように、自然の息吹、マイナスイオンたっぷりの中を散策しながら、遠い昔から日本とは切っても切れない関係にあった「百済」を、もっともっと身近に感じてみたいと思います。
j 公山城 (1).JPGj 公山城 (4).JPG
  心残りは多かったツアー、ソウルからの日帰りツアーですから、スケジュール上当然なんですが、このツアーで知った韓国の隠れた観光地、「慶州」よりももっと「韓国の京都」にふさわしいこの地、知ることができたことが収穫です。


nice!(0) 
共通テーマ:旅行

nice! 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。