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リベンジ「KBS撮影所」② 「済衆院(チェジュンウォン)」 ソンナンの家の木の穴

  本来ならこれから書く記事が「リベンジ」の③となるはずだったのですが、前のページのようなわけでひとつ格上げして②になりました。

  そんなリベンジなんですが、ドラマ「済衆院」でソンナンの父、通訳官様のお屋敷として登場していたセット、このKBS撮影所内では三番目に大きいのではないかというものです。
一番は王宮、二番目はやはり王宮っぽいのに茶色で地味な割には風格あるセット、その次がこのソンナンの父親の屋敷になろうかと思います。

  ドラマで登場した時には「ここは見てきたよ、やったね」という気分でしたが、見ていくうちにここってこんなに広かったんだねってことが分かり、「あんなのあったっけ?」というものが登場してきました。

  それがこいつなんです
    無題.jpg

  「あんな木あったっけ?」って、普通はね、撮影所のセットに植わっている木なんて、記憶に無いのが当然なんですよ、それはよーーーく分かっちゃあいるんですけどね、あんな印象に残るような〝木〟を憶えていない、ちゃんと見てきていないっていうのがとても癪に障るわけです(笑)
そして、ソンナンとドヤンの手紙のやりとりで使われた木のでかい穴、「あれが見てみた~い」となるから始末に終えない(苦笑) もう恋焦がれる〝木の穴様〟です[ちっ(怒った顔)]

  というわけで、念願の〝木の穴様〟とご対面してまいりました[わーい(嬉しい顔)]

  見覚えのある建物セットの門をくぐり、真っ先に向かったのが、そうあの木です。
    「おうおう、あいてる あいてる でっかい穴だよ」
枯れた枝を落としたら虫食いの空洞になってたんでしょうね、その偶然の産物だからまた楽しい。
よく見りゃ小汚い虫食いのでっかい穴です、でもドラマで登場した穴となりゃ別格です。

     DSCN0170.JPG

  この偶然の産物を見つけて、「ドラマに使おう、内緒の手紙のやりとりなんていいんじゃない」
この小汚い木の穴からそういう発想に持っていったスタッフさん、どんな人なのかぜひ一度お目にかかりたいものです。
またいい具合に斜めに深く空いてるってのが、内緒の手紙のやりとりにはもってこいです。

DSCN0173.JPG

  そんなことを考えながら中でその木の写真を撮り、また外でその木の写真を撮り、おまけに動画のカメラを持って出てきたばかりの門をまた入っていくよ、という自分の行動を道から見ていた韓国のバカップルがいた。
自分はまた遊び心が芽生えて、この屋敷セットをずっとファン・ジョンさんの目線になって撮影することを思いついたんですけどね。
  後ろから笑い声が聞こえてきますが、こちとら日本くんだりからわざわざ来てるんだ、好きにさせてくれい!ってな気分で気にもなりません。

  そしたらそのバカップルったら、その屋敷セットに入りもせずに静かな佇まいの道を抱き合いながら歩くだけが楽しいだけの様子。
「ここはドラマや映画の撮影所だよ、それにここはあの済州院のソンナンの家だよ、なんで見ないんだ? セットを見なくてここへ何しに来てるんだ?」
  若いバカップルの気持ちはおいらには分かりません、そして奴らもこの変人の行動や気持ちなんて分からないことでしょう、(笑)

  最後にひとつ、動画の中であの池の橋を渡りますが、真ん中が少しめくれ上がってました。
そうだったんですよ、あれは岩ではなくて、撮影セットにはよくある、木で組み立てた土台の上っ面を発砲スチロール素材で塗り固めたものだったんですね。
渡る感触は明らかに木材、その踏んだ感覚は表面だけフワッて感じです。
第1話でソンナンとドヤンが走って渡りますが、きっと近くではドタッドタッって音がしていたことだと思います。
しかし離れて見る分にはわかりません、本当によくできています。
  きっと、「成均館スキャンダル」での〝泮村(パンチョン)〟への入り口の橋の欄干なんかも、こんな感じで出来あがってるんですね、だから早替わりが可能なんですね。



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