韓国旅の原点 「上海万博」にも出演、愛知万博の舞踊団
前2ページで、愛知万博の韓国館について書いてきましたが、自分の「韓国旅」の原点中の原点、それが毎日パビリオンのステージで催されていた「舞踊公演」です。
韓国館の掲示板では、「サムルノリ」この言葉が飛び交っていました。
でも、「サムルノリ」と呼べるのは、最後に必ず演奏される太鼓のリズムだけだったような気がします。
これについては、こんな思い出もあります。
姉夫婦に「絶対いいから、1度観てみたら」と、韓国館の事前予約まで取って勧めたのですが、後で感想を聞くと、「そうでもなかった」という返事でがっかり。
韓国や中国が大嫌いな人達なので、韓国旅行をする自分は完全に変人扱いですが、こっちに言わせれば「どっちが!」と言い返したいくらい、まあどっちもどっちの変人の集まりですけど(笑)
それくらい韓国への偏見のカタマリみたいな人が、「だけど、最後の太鼓だけは良かったな」と言うのです。
最後の太鼓、つまりは韓国の伝統のリズム「サムルノリ」ということです。
韓国大嫌い人間でも、あのリズムだけには惹かれたという、今思えば、自分にとっては大満足な答えです。
さて、この公演ですが、月替わりだったか、演舞内容が変わっていき、自分が惹き込まれた「扇舞」と男性が頭の白い布を操る「サンモ」はついに最後まで再び観ることはありませんでした。
ですから、自分の韓国旅行には「伝統芸能」が付いて回ります。
韓国へ行くのなら、あの万博での公演が見てみたい、そんな思いで各公演を見てきましたが、いまだに出会ってはいません。
ここでちょっと、男性が頭の布を回す「サンモ」についてですが、短い布を回すのが「サンモ」、そして、よく1人が中心のソロになって長い布を回すのが「ヨルトゥバル」というそうです。
自分が観たのは「サンモ」ですね、しかしその後に出会った「農楽」のものと違い、舞踊としてまとまった形のもので、本当にエネルギッシュで格好よかったです。
「サンモ」左 と 「ヨルトゥバル」右
今回、この万博を振り返る動画を編集していて、他の方が撮影したもの (PART.1の動画) を見たら、ちゃんと団体の名前が出てるじゃないですか。
自分の動画は途中からしか撮影されていないので、そこまでは気付かずにいたんですね。
『沈佳姫 錦林舞踊団』 これが万博に来ていた舞踊団の名前だと改めて知りました。
ですから、早速「韓国観光公社」に問い合わせてみました。
そうしたら、今度の「上海万博」への出演のため、現在韓国での公演はないとのことでした。
つまり、今度5月1日から10月31日の間、日に3度「上海万博・韓国館」でまた同様の常設公演が催されるのです。 この舞踊団は韓国の代表として、あちこちで公演しているみたいですね。
「上海万博」へ行かれる予定の方がみえましたら、ぜひ「韓国館」へも足を運んで、この公演を観てあげてください。
では、当時自分が撮影した公演です。
まだカメラが掌サイズより少し大きいビデオカメラなので、重量があるからでしょうか(?) 段々とカメラが下がっていってしまう、これの撮影を機に上へ上へとカメラを向けるよう心掛けるようになったという、動画撮影の原点にもなったものです。
エネルギッシュな「サムルノリ」のリズムに乗せた演奏です
舞踊の一部ですとにかく下手な撮影です_(._.)_