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「全州」の「梧木台」近くであわや遭難?って、 ドジすぎるやろ ^_^;

  観光としての3日目、「全州」の話題へと入ります。
ちょっと個人的な理由もあって更新を少し急いでますので、ちょっと慌ただしくなって申し訳ないです。

  慶州から大田へと深夜のKTXで移動しましたが、その時間は慶州発が21:58、そして大田着が23:12という、もうお子様の時間はとっくに過ぎてます。
乗り込んだKTXは今回は普通車両、乗ってる時間が短いし時間も遅いですからそうしました。
案の定、余裕の乗車状況で隣に座る人もなくのんびりできました。

  大田に到着し地下鉄に乗り換えたりして、ホテルの「東横イン」へのチェックインは0時です、事前に予定時間で知らせておいたとおりになりました。
  こんな時間に移動して、しかも慶州では迷い歩きましたからねえ、ただでさえドン臭いおいらの頭に拍車がかかり、初っ端の話題の「ホテルにバウチャーを忘れた」ってことになってしまったわけです。

  翌朝、いよいよ観光3日目の「全州」へと向かいます。
大田の地下鉄の「五龍駅」、ここまでは順調なんですけどね、いつもやらかすのはこの後です。
「またやっちまた」 出口を間違えて再び戻り、再度「五龍駅」から歩き直してやっと「西大田」の駅だよ、ここでいつもやっちまうんだよね。

  「西大田」を9:08発、「全州」には10:15着というKTXです。
これも短時間の乗車ということで普通車にしましたが、思ったほどの乗車率ではなくてやはり隣に人はなく、気を遣うこともありませんでした。
普通車両にしては以前よりもゆったりした感があると思ったら、「KTX山川」だったんですね、トラブル続出だった韓国産の高速列車です。

  そうして、最初の「バウチャー忘れ事件」ということになって、それも観光案内所のおかげさまで解決し、やっとこさ「全州」の観光が本格的に始まりました。


  さあて初めての「全州」です。
どこから行こうって言うまでもなく、お世話になった観光案内所の目の前にある「梧木台(オモクテ=オモッテ)」から。

  木で築かれた階段を上がって行きますが、目に飛び込んでくるのはまだ秋の名残りの紅葉ですよ。
もう諦めてましたからね、これはちょっとばかり嬉しかったです。
そんな「梧木台」を、できるだけ名残りの紅葉が入るように写真を何枚か撮って、向かうは道路向こうの「梨木台(イモクテ)」
誰にゆかりの史跡か?とかそんなこたあ考えちゃあいません。
ただ観光地図に載っているから行ってみようと思っただけです、おいらの頭には韓国時代劇しかありませんからね、最近では史跡類はその後からおまけとしてくっついてくる(笑)

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  「梧木台」側から陸橋を渡り、道路を下に見ながら対面へと移動しますが、どうやらここでもやらかしちまったらしい。
陸橋を渡ってから通路が開けている右側に歩いて行ったのですが、急な斜面に貧しい家々が建ち並んでいます。
その風景といったらドラマの「エデンの東」で見たのとまるっきり同じです。
山の斜面を上手に利用して家々が並んでいる中を、「つ・辛い!」凄い斜面ですから息切れが激しくなってきます。
  こんなところを毎日の生活で利用してる人たちがいるわけで、「これからは部屋の中もバリヤフリーだよね」なんて考えているおいらには到底生活できそうもありません(汗)

       DSCN0666.JPG

  とうとう建ち並ぶ家の終点まで登ったのですが、「梨木台」への観光ルートではない場所に入り込んだようです。
「でもこの山の上のはずだから」と、左斜面の道なのかわからないような場所を木に掴まりながら登ります。
どうやらその山はブナ科の木々が生い茂る山らしく、落ち葉とどんぐりの海になってます。
  
  「道も無い! こりゃ方角すらわかんねえよ、さっき来た場所を戻るしかないな」
と歩き出した瞬間に、落ち葉の斜面で滑った!
    ズズズーッ とまるで落ち葉スキーだよってな具合で2メートルほど滑り落ちた。

DSCN0665.JPG

  頭の中で日本の新聞のこんな記事が浮かびます…
   「日本人観光客、韓国の有名観光地「全州」の小高い山で遭難』
こんなちゃっちい丘のような山で遭難したらいい笑い者だよ、ってんで必死こいてよじ登って、来た方角へと戻ったつもりが違う方向みたい。
それまで気付かなかったが、あたりの至る所に〝有刺鉄線〟だらけ。
  「なんちゅう山やねん、ここ!」 急に怖くなってきた、遠くを見たら朽ち果てた楼閣のような廃墟が見える。
  「気味が悪い」[がく~(落胆した顔)]
登ってきた道はどこ? 探したらやっとわかった。
自分は道のような場所を登ってきたつもりだったのに、上から見ると窪地になった一種の崖のようにも見えるところを登って来ていたらしい。

  なんとか大きな穴のような窪地を気を付け気を付けしながら下りて、やっとこささっきの「エデンの東」の家の道に戻ることができました。

  そして、行きの陸橋のところへ戻りついた自分、「今度は反対の方に行ってみる?」
   「もういやや! そこまでしてそんな史跡見とうない!、成均館だよ成均館!」ということで、遭難を免れた(?)自分は「全州郷校」へと向かったのでありました[わーい(嬉しい顔)] 

「全州」の風景をまとめていますので、4ページが同じものです。 『梧木台(オモクテ)』は初めの2.30ぐらいまでです。


 

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