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「板門店ツアー」 引率兵士は日本だったら花婿候補のトップクラス(?)

  「臨津閣(イムジンガク)公園」で各自がそれぞれの見学をする。
自分は昨年は行っていなかった建物横の通路から裏手へ回り見学を始めた、目的は展示してあるというアメリカ軍戦車。
ところが、あるのは碑とかオブジェばかり、国連軍の国旗が掲げられている辺りでやめた。
戻るとガイドさんと鉢合わせ、「戦車が無かったけど…」と言うと、「おかしいわね、昨日まであったはずなんだけどなあ」って、このガイドさんらしい。
  このガイドさん、食事の後で話をしたら自分のことを憶えていてくれて、バスの中で見て「そうかなあ?って思ってたの、確か前回も一人でしたっ?」ってことで。

  肝心の戦車ですが、どうやら国連軍の国旗からもっと奥の一角にあるらしい。
この「臨津閣公園」を去る時に、バスの中からガイドさんが案内してくれる。
「こんな奥にあったんだー!」ってつい声を上げてしまった自分、ガイドさんと目が合うと笑顔で頷いてくれていた。

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  さて、バスは一路「統一大橋」の手前、ここでまずパスポートのチェックを受ける。
昨年はなんやら時間がかかったが今回は早い、簡単に済んでしまった。
「さてパスポートチェックをしたのは徴兵兵士か、職業軍人か?」「徴兵兵士なら何年目か?」なんてのが決まってクイズにされる。
ガイドさんの説明を去年と今年の二回も聞きましたからね、徽章の横三本線、徴兵兵士で1年半以上の兵士でした[わーい(嬉しい顔)]

  いよいよ「統一大橋」を渡ると本格的に緊張する区域となる。
もちろん撮影禁止地帯だし、あちこちに地雷のマークです。
これまでも道路に仕掛けられた爆薬ポイントとかありましたけどね、そんなもんじゃなくなります。
  ところで、BSで池上彰さんが大学で講義する番組を見てましたら、ソウルの漢江にかかる大きな橋にも爆薬が仕掛けてあるって言ってみえましたが、あれって本当なんですかね?あの噴水ショーの橋にも???

  なんかバスがこれまでとは違って足場の悪い道路に入ってきました。
車窓見学の「JSAの訓練場」のようです、そしてそれを過ぎると、あっちこっちに兵器が埋め込まれたり、隠された中に砲口が上に向けられた武器なんかが見えます、これが「砲兵部隊」なんですかねえ、多分(?)

  そしてまたコロッと道路の状態が変わり、辺りの風景も一変します。
どうやら国連軍の「キャンプボニパス」の敷地へと入ったようです、いかにも軍の施設です、検問所のような建物や兵士があっちゃにもこっちゃにも、ってことで、自然と緊張感が高まってきます。
そして、とある建物の前、地図で示すとこの位置になりますが、またここでパスポートチェックを受けます。
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  今度チェックをするのはもちろん国連軍の兵士、と言ったって韓国軍の選ばれし精鋭です。
ちょっと前に日本でのお婿さんの最高の条件に〝3高〟っていうのがありましたね、高学歴・高収入・高身長、まさにこれを絵に描いたような彼らです。
高収入っていうのはどうかと思いますが、両親揃って家柄がいいってのが条件にあるそうですから、まあクリアと見ていいのではと…。

  そしてバスに乗り込んできて、我々のパスポートをチェックするエリート兵士が、この彼です。
You Tubeにアップしたスライドではモザイクをかけましたが、こんなブログは見てくれる方が限られますから「いいでしょう」ってことでの公開です[わーい(嬉しい顔)]
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  こんな危険で厳しい所で勤務しなくても、他にいっぱい楽しい人生をおくれそう…っていう雰囲気です。
ここでの兵士は身長175cm以上が条件らしいですが、この彼はそれどころじゃありませんでした。
バスの天井にスレスレ、あと僅かな隙間しかないという背の高さ、自分に無いものを全部持ってるよー!人間って本当に不公平にできてます[もうやだ~(悲しい顔)]

  それはさておき、この彼が我々の護衛と引率を兼ねて、一緒に行動することになります。
その手始めが〝記念撮影〟って…!!
ドラミア仲間のえりなーさんやガリィママさんのような、韓流おば…もとい、韓流お姉様たちを意識した見学向けの人選じゃないですか? などとひがみ根性まる出しの自分は思ったりするのです(笑)

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