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「ロードナンバーワン」の中に生きていた閉鎖の「富川ファンタスティック・スタジオ』

  最近はこのブログのアクセスが急激に伸びています、ほったらかし状態なのに嬉しいことです。
そういえば昨年の秋口にもこんなことがありました、行楽シーズンを前にした頃にアクセスが伸びるというのは、こんなおばかなブログでも、多少は旅行計画の参考程度に見てくださっているのかもしれません。

  それならば…と参考になる記事を書きたいところなんですが、今日は行きたくてももう行かれない場所の話題です。

  以前にも書きましたが、土曜日お昼の「ロードナンバーワン」を見ています。
ずっと見たかった作品だったのですが、あいにく放送されているのを知ったのが、初めの2話が済んだ後ということで、見たのは第3話からということになってしまいました。
  ですから未だに主人公の男二人と女一人の〝三角関係〟になっている原因がよく分からない状態です。
キム・ハヌルってよく出てますよねえ、そんなに凄い女優さんなんでしょうか、ちょっと分かりませんが、とにかくこのお方を中心にした三角関係の意味がよくわかんねえ、そんなままで見ている始末です。

  この「ロードナンバーワン」は朝鮮戦争真っ只中のドラマということで、先日「板門店」へ行って来たし、そこでも「DMZ」でも映像での解説を見せてもらいました、ですから「朝鮮戦争」についてはちょっと解りかけてますから、その点はとっても興味深く見ています。
この頃は国連側(韓国側)が追い詰められて、不利な展開を強いられていた頃だななんて具合に、韓国旅行で得た知識がドラマで活かされてます[手(チョキ)]

  さてこの「ロードナンバーワン」というドラマは2010年に韓国で放送されたものなんですが、そんな当時は見られたのに今は見られないという場所が登場します。
自分がたまたま見始めた第3話では、「これあの場所だ、ここはあそこだよね」
そんな気持ちで懐かしく見ていました。
軍人が不足してきたから街のそこらにいる若い男を強制的にかき集めるというシーンで、妻の靴を買いに妻を待たせて店を捜していた男が強制連行されて、それを知った妻がトラックを追いかけるなんていう哀れなシーンだったりしたのですが、それよりも自分にはその周囲の街並みのセットが気になるシーンでもありました。

  そのシーンの舞台となっていた多くが今は閉鎖されてしまった「富川ファンタスティックスタジオ」です。
ですからこの「ロードナンバーワン」というドラマは、閉鎖のちょうど一年前に撮影されていた、いわば〝遺作〟のひとつということになります。

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  そして、街中に繰り出して映画館に入れば、「マイウェイ」なんていう映画が上映されていて、これが「ファンタスティックスタジオ」での最後の映画ということなんですね。
ただこの映画、興行的には大失敗らしいですが、個人的にはこういった違った意味での興味のある映画です。

  もう閉鎖して見ることはできなくても、こうして作品の中では今も現役のままの姿を見せてくれる、撮影セットも人間と同じですよね、その人物は亡くなってもその作品はいつまでも当時の姿のままという具合で。
3月には完全に撤去される運命にあるセットも、ドラマの画面の中やスクリーンでちゃんと生きているわけです。

  その「ファンタスティックスタジオ」なんですが、韓国のニュースによりますと、
  『今年 3月末まで撤去予定にあり、富川市はこの敷地に対する総合的で体系的に開発計画を用意する事にしました。
市民文化施設とキャンピング場を運営する予定です。
撮影場敷地は四季花園と週末農場で活用して、その周辺にテント 150が入ることができるキャンピング場を造成する方針です。』
  ということらしいです。
街中にキャンピング場ってのも理解しにくい活用方法なんですが? 撮影所が無くなりゃおいらには縁の無い場所ですからね、どうにでもしておくんなさいまし、関係ないね~(笑)
撮影のセットは無くなっても、富川は自分にとっては永遠に撮影セットのあった町でしかないんですから。

ニュースで映し出された現在の様子 なんとも哀れな姿を晒してます
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