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「幻の王女チャミョンゴ」の撮影地『加恩オープンセット』には二つのセット場、そしてピダム最期の城門

  昨年の11月末から12月にかけて韓国旅行をしてきました。
そして11月29日には、聞慶(ムンギョン)を訪れていて、その記事はとっくに書き終えています。
ところが、この旅行記での最後の最後をまだ書いていないのです。

  以前、旅行に行く前の記事を読んでくださった方は憶えていませんか?
ドラマ「善徳女王」の最終回、ピダム最期の地も聞慶にあった、とご紹介していました。
ところが、ずっと読んでくださっている皆さんは、そこに訪れた報告記事が出てこないじゃないか!と、ちょっと不思議に思われていたかもしれません。

  実はあのピダム最期の死闘の城門には訪れてはいないのです。
そう、またまた〝リベンジの種〟をひとつ撒いてきてしまったのです[ふらふら]

  ドラマ「幻の王女チャミョンゴ」での「高句麗」の撮影地としてご紹介して、もしかしたら行ってみたいと思われる方もみえるかもしれませんが、自分のドジを参考にして、全てをきちんと見物してきてくださいね。
では、なぜ訪れていないかという、自分の最後のドジ報告をさせていただきます。


  では結論から書きますと、この「加恩(カウン)のSBSオープンセット」には2か所のセットがあるのです。
2ヶ所とは言っても、また別の場所に存在しているのではなく、モノレールで行く丘の上のメインセットと、徒歩で向かう小規模なセットという、ふたつの撮影セットがあったわけです。
だけど、日本では資料も少ない「加恩オープンセット」ですから、自分はまったくそんなことは知らないわけで、モノレールで訪れたそのセットだけが公開されているものと思い込んでいます。

  ところが、端の城門まで行ってもその先はロープで行き止まりになっています。
自分はいろいろ頭の中で考えました、
  「もしかしたらここにはあのセットはなくて、間違ったことを書いていたんじゃないだろうか?」
  「あるにはあっても、現在は未公開になっているのかもしれない」とか、
  「見間違いで、もしかしたらこの目の前にある城門がそれなんじゃないだろうか?」
本当にいろいろ考えはしたのですが、もちろんのこと日本語で訊ねる人もいないのですから、「多分、現在は未公開になっているんだろう、それか、もう取り壊されたのかもしれない」
     そんなふうに結論付けたのですが、と言うよりも、無理やり自分をそう納得させたという方が正解です。

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  なにしろ、モノレールで行くメインのセットさえ、見物客は宮殿の辺りしか見て周らない状況です、一緒にモノレールに乗った学生のグループも、誰も端にある城門まで来る人はなく、城門の付近にいるのは自分一人です。
シーンとしている中、もう取り残されたような不安の方が先で、また宮殿セットに戻りました。
その中には、例のピダム最期の城門セットのパネルもあります。
  「やっぱりここに存在してたんだ」

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それは確信しましたが、今や見物してるのは唯一自分だけ、他の人はみんなモノレールで下に降りたようです。
   「こんなんだから見学地域が縮小されたんだね」
  ということで、一人だけポツンといるのが不安で、早々にモノレールで戻ることにしたわけですが、乗客は三人のみ、セット場に残っているのは皆無という状態でした。

  元のモノレール乗り場まで戻り、本当は「石炭博物館」とかも見学したい気持ちはあったのですが、いかんせん、タクシーを待たせていたんですよね。
「しまった、帰ってもらえばよかった」とは思いはすれど、また「聞慶バスターミナル」まで戻ることを考えると、そのままタクシーで帰ることを選択せざるを得ませんでした。

  そして、日本に帰った後日のことです。
途中で拾った(?)パンフレットを見ていましたら、
   「ンッ[exclamation&question]
      もうひとつセットがあるよ!」

イメージ (3).jpg
イメージ (2).jpg

  そうなんですよ、何気に見ていたハングルだけのパンフレットに、二つの城門の写真と、上空画像には2か所のセットの存在が記載されているんですよねえ。
セット場は上と下に存在していたのです。
モノレールの中からの画像では、「石炭博物館」とこのモノレールの間の通路を歩いて行けば、あのピダムが死闘を繰り広げ、「徳曼まで70歩」 の城門セットへ行けたということだったんです。

    DSCN0195.jpg

  結局のところ、またまた近いうちに「聞慶」の「加恩オープンセット」への〝リベンジ旅行〟に行くことになりそうです。
ちゃんと存在していて、ちゃんと見学もできるとなれば、そのまま見過ごすなんてできそうにない性格の自分ですから(苦笑)
それに、一緒に存在するというより、元々の施設である「石炭博物館」にもとっても興味がありますから、今度はこの施設を全部見てこようと、そう決めています。



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