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『船橋荘』とセットの「王女の男」撮影地、「チャングム」の時代に建てられた〝お札母子〟の家にも行っとく?

  前のページで、ドラマ「ファン・ジニ」や「宮 -クン- Love in Palace」の撮影地として有名な『船橋荘』のことを書きました。
現代でもそのまま過去の朝鮮王朝時代にタイムスリップできそうな、そんな風景が息づいている感じの空間ですから、今度の「王女の男」の撮影地のひとつにもなったのでしょう。

  ところで、この江陵(カンヌン)にある『船橋荘』は、こうしたドラマの撮影地として、現地ツアーもあったりしてましたが、ここと必ずセットでの見学地になっている場所があります、といっても、撮影地ではなかったのですが、やっぱりここまで行ったらこちらも行っておくべきでしょう、ということで必ずやセットでツアーが組まれる場所です。
そして今回はこちらも「王女の男」の撮影地になったと言われます。

  ちょうど一週間前に韓国のお札の話題を書きました。
韓国のお札では初の女性の肖像画として登場した5万ウォン札の「申師任堂(シンサイムダン)」さんと、以前から5千ウォン札の肖像画として描かれている「栗谷李珥(ユルゴッイイ)」さんは親子で、しかも現在の5千ウォン札には母親の作品の絵が描かれていて、まさに韓国のお札の中での母子共演をしているっていう話題でした。

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  でも以前の5千ウォン札は違いました、母親の絵ではなくって、「栗谷李珥(ユルゴッイイ)」さんの生家が描かれていたんですよね、ってえことは、5万ウォン札の「申師任堂(シンサイムダン)」さんの家でもあるってことです。
それが、よく「船橋荘」とセットでツアーが組まれる「烏竹軒(オジュッコン)」と呼ばれる建物です。

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  「烏竹軒(オジュッコン)」と呼ばれる韓国のお札母子のこの家、なぜにこう呼ばれるかといえば、周囲に鳥のような黒竹が生えているからそう呼ばれるんだとか(?)
  おいらにゃこれがどうも分からない、黒竹が鳥のよう? どう見たって鳥なんかにゃ見えない、鳥の巣のように…とか、鳥篭のように…って言うんなら、なんとなく理解もできようってもんだが、黒竹が鳥? ウーンッ!分かりゃん!!
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  まあそれはいいとして、この「烏竹軒(オジュッコン)」なんですが、なんでも朝鮮11代国王である中宗(チュンジョン)の時代に建てられたという、韓国でも木造の住宅建築としては最も古いとされている中のひとつなんだそうです。
中宗(チュンジョン)王、憶えてますよね(?)、あの「チャングムの誓い」で料理を食べては唸っていた西暦1500年頃の国王さんです(笑)
そうなんですよぉ、つまりは500年も前のあのチャングムの時代から存在している木造住宅ってことなんです。
  なんでも現在でもずっと子孫のお方が管理しているっていうことは、あのお札母子のご子孫の皆さんってことですよね、お札の肖像画になった母親と息子が住んでいた家、しかもそれを代々子孫が守っているって、もしかしたら凄いことかも(?)

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  烏竹軒(オジュッコン)案内サイト
    http://japanese.visitkorea.or.kr/jpn/TE/TE_JA_7_1_1.jsp?cid=281337
    http://www.seoultour.jp/Korean_site/siteview.asp?siteID=48   
    http://www.jafnet.co.jp/jkplaza/kanko/korean/22ojunhun.htm
    
  今度「王女の男」が放送されて、その撮影地として「船橋荘」を訪れることがあったら、やっぱりついでに(?)立ち寄ってみるべきかもしれませんよね。
なんたって、韓国の通貨の肖像画になっている、しかも母と子で、言ってみりゃ〝韓国の顔〟みたいな母と子、そんな人が住んでいた家、それだけでもなんだか特別な感じがしてしまう上に、韓国の木造住宅の最古として数えられる家なんですから。
そして今回はおまけのセットの観光地ではなく、「王女の男」の撮影地としての目的も加わりました。

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