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オ・ヨンスの悪女、薯童謡(ソドンヨ)伝説の成れの果て(?)、興味満載の韓国時代劇「階伯(ケベク)」

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  おとといの夜からBSフジで始まった韓国時代劇の「階伯(ケベク)」見ましたか?
      http://www.bsfuji.tv/top/pub/gyebaek.html
もうもう驚きでしたよねえ、オ・ヨンスが出てるんだ、と思いながら見ていてもそれらしい人が出てこない、でもよくよく見れば「こいつかぁ?」と思ったらやっぱりそうだよ、「ゲゲゲーッ!嘘っしょ?」

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  自分の印象としたら、またあの「朱蒙(チュモン)」の時のように清楚で気品のあるイメージの女性役を思い描いてましたから、もうもう自分の目を疑うばかりでした。
「うーん、変われば変わるもんだ」と感心はすれども、やっぱり似合わねえ、おいらはやっぱこっちがいいー!
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  舞台は久しぶりの百済、そんでもって王様が「武(ム)王」で正室が「善花(ソンファ)妃」となれば、あの昔のドラマ「薯童謡(ソドンヨ)」のヒーロー・ヒロインじゃないですか。
こちらもまた驚かされちゃいます、あの国境を越えたラブロマンスの成れの果てが、武王はお飾りの王様で、善花は敵方の新羅からやってきた邪魔者、ってことで、その愛の結晶である息子は命を脅かされる存在。
敵国のお姫様が国王の正室ですから、新羅の血を引く子供はいらねえってのは、なきにしもあらずという展開ではありますけどね、以前の「薯童謡(ソドンヨ)」の続きとして見たら、ちょっとばかり意外に思えるドラマ展開ではあります。
  そして、信じられないメイクのお顔で登場してきたオ・ヨンス演じるサテク・クミョンは武王の側室であり百済の権力者の娘ということで、善花とその子供を邪魔者扱いする筆頭ってことになるんですねえ。

  オ・ヨンスといい、「薯童謡」の成れの果てといい、驚き満載で始まったこのドラマ、背景は百済が新羅と唐の連合軍に滅ぼされる間際の時代ということになります。
出演者が「朱蒙」と「風の国」を適当に混ぜて引っ掻き回して(笑)、主役の顔を「イ・サン」にしちまったっていう感じの雰囲気になっておりまして、とにかく映像が凄くきれいだという印象を受けるドラマです。


  さて、このドラマ、韓国MBCの製作ということで、「トンイ」が終わった後の「MBCドラミア」を使った時代劇ですから、よく見かける「ドラミア」の風景が登場してきます。

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それに加えて、1話では「高句麗鍛冶屋村」とかも出てきましたし、武王と善花といえばあそこ、そう、あそこ(笑)も1話目から登場してました。
あ・そ・こ、扶余(プヨ) にある 『薯童(ソドン)公園 の 宮南池(クンナムジ)』です。
ここは武王が、「故郷を離れて暮らす善花を慰めるために造らせた」と伝えられている池ですから、絶対に離せない撮影地ってことです。

薯童(ソドン)公園 宮南池(クンナムジ)
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高句麗鍛冶屋村
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  こんなふうに、数少ない百済を扱ったドラマ、しかも滅びる寸前の百済ですからちょっと興味ある時代背景です。
しかも「MBCドラミア」はもちろん、「百済浪漫号」のツアーで訪れた場所とか、知っている場所が多く登場しそうな予感がして、自分としてはちょっと注目していきたいドラマが始まったぞって感じです。

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