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「チャクペ -相棒-」が撮影された竹林は、潭陽(タミャン)のどこよ??

  さらに引き続き、ドラマ「チャクペ -相棒-」の話題にいきたいと思います。
こちらは毎朝の放送ですから、どんどん話が進んでいってしまいますので、早めに早めにおさえておきたいと思います。

  自分が子供の頃に、家の前には竹林、ちゃいますね、あれは竹林とは呼べません、竹薮(笑)がありまして、子供の頃はよくその中に入って遊んだものです。
春には竹の子が出てきて、新しい竹がどんどん伸びていくのが楽しみでした、それに、地面にはその付近にはない新しい木々が芽を出していたりする、サザンカやシュロが伸びていた時には、根元から抜いて、ちゃっかりと自分家の庭木にしてしまったり、夏には日差しがかすかに漏れる中、風が竹を揺らす音の中で、ここは自分だけの〝秘密の場所だ〟と勝手に決めていたりしたものです。
  日本の時代劇なんかでも、竹林の竹が風にざわついている風景を見ると、魂がその場に引き込まれていくような、またはデジャヴのような懐かしい感覚にとらわれることさえあります。
  それくらいに、意識しなくても心を奪われてしまうほど、自分にとって竹林のある風景は大好きな風景のひとつとなっています。
  そして、そんな見事な竹林が毎回のように登場していた「チャクペ」、当然のように自分の心の中には「あの中を歩いてみたい」という欲望が生じてきてしまいます。[ふらふら]


  ドラマ「チャクペ」に登場した竹林は、前にも少し書きましたが、韓国で竹林と言えば必ずや名前が出てくる「潭陽(タミャン)にある竹林が舞台となっています。
そしてこれまた潭陽の竹林と言ったら、ドラマ「チェオクの剣」があまりにも有名だし、「一枝梅」「夏の香り」などというドラマの題名が浮かんできます。
さらに、ペ・ヨンジュンの韓国観光公社のCMで、日本でもかなりお馴染みの場所にもなりました。
それくらいに、韓国で〝竹のある風景〟の代名詞になっている「潭陽」ですから、前々から訪れてみたいとは思っていたのですが、竹を見るために遠くまで行くというのは、やっぱり僅かな日程で韓国を訪れる自分にとっては、どうしても無理のある望みでしかありませんでした。
  ですが、一度は訪れてみたい韓国の風景ということで、いい機会なので調べてみることにしました。

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  潭陽の散策ができる竹林公園としては、代表的な場所が2ヶ所あるようです。
  そのうちのひとつが「竹緑苑(チュンノグォン )」という大きな公園で、よく「一枝梅」の撮影地、ペ・ヨンジュンの観光CMの撮影地として紹介されています。
この「竹緑苑」はバスターミナルからのアクセスも比較的に容易で、どちらかといえば一般的な観光コースだといえます。
    コネスト http://www.konest.com/contents/spot_mise_detail.html?id=4042

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  そして、もうひとつが「テナムゴルテーマ公園」というところで、こちらはキャンプ場なども完備された施設で、竹林はもちろん松林なども見事な場所なんだそうです。
そして、よく紹介されているのが、ドラマ「夏の香り」や「茶母(タモ)=チェオクの剣」の撮影地とされていることが多いようです。
    観光公社 http://japanese.visitkorea.or.kr/jpn/TE/TE_JA_7_1_1.jsp?cid=746459

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  ですから、自分も当初は、イメージ的に「一枝梅」に近い雰囲気の「竹緑苑」が、「チャクペ -相棒-」の撮影地でもあるのでは?と思って調べてみたのです。
ところが、この「チャクペ」の竹林の記事には特定の公園の名前は見つからず、「夏の香り」や「茶母」が過去には撮影されたと紹介されている。

  だったら「テナムゴルテーマ公園」で決まりだよねー、って単純に決めてかかったのですが、そんなに甘くはなかった。
  上記の撮影地としての情報は、実に大雑把な情報で分類されていたらしい。

  「チャクペ -相棒-」のチョン・ドゥンが隠れて勉強していた、竹林の中の粗末な小屋の画像にある説明には、やはり「夏の香り」や「茶母」が撮影された場所として紹介されている。
だから「テナムゴルテーマ公園」だと確認するために、そこに書かれているハングルの住所を翻訳してみた。
   『전남 담양군 대전면 행성리 1-19 담양 대나무 숲』
そうしたら上のふたつの代表的な公園とはまるっきり違うんです、
   『全羅南道潭陽郡大田面杏城里(ヘンソンリ)1-19 潭陽竹の森』 となる。
そして電話番号が「061-382-5347」となっている。

  韓国は身近でもやっぱり外国だっていうのを実感します、情報が錯綜というよりも、有名な竹林公園でみんなまとめて括られていたんですよね。
過去に「朝鮮日報」でも記事になっていたようで、実際にこの住所の場所へ訪れるという大冒険をされた方もみえるようですので、紹介しておきます。
   http://cafe-loveletter.blog.so-net.ne.jp/2006-06-14-1
   http://chae-ohk.seesaa.net/article/14210060.html

  そんなわけで、かなり遠回りをしましたが、「チャクペ」に登場していた竹林は、潭陽にある〝第3の竹林〟が正解だったようです。
もしかしたらシーンによって、「テナムゴルテーマ公園」と併用撮影されていたという可能性もあるのかもしれません。
上の方の記事ではバスも無いようですが、撮影地として訪れたいと思ったら、現在の新しい情報を「潭陽郡」のサイトや観光公社で問い合わせてから出かけた方がよさそうです。
   潭陽郡の日本語サイト http://www.damyang.go.kr/jap/
   潭陽郡庁・観光レジャー課 061-380-3150~2
  「チャクペ」限定の撮影地にこだわらなけりゃ、「竹緑苑」で充分かな(?)とは思いますけどね、もしかしたら〝第3の竹林〟も観光地化されてたりするかも(?)しれないので、まずは問い合わせてみることですよね。

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