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行きは大変、帰りは良い良い、空港鉄道「A`REX」のソウル駅直通 ②

  乗り込んだソウル駅直通の「A‘REX」ですが、ガランガランです。
前の車両にはいくらか乗ってましたが、自分が乗った車両ときたら乗客は若い女の子とふたりっきりでした。
これで採算が合うでしょうかねえ?もっと料金をポピュラーにして、多くの人に利用してもらえるよう今後もまだいろいろ変化がありそうな予感です。

  そして乗ること43分、ソウル駅に到着しました。
実はねえ、ここからが大変なんですよ、長い道のりが待っていますんです。

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  エスカレーターを上がって改札を通りますが、この改札がふたつもある。
初めのはチケットをタッチして通り抜けるのですが、ここで自分はよからぬ欲が出てしまいまして、
   「タッチで通れるってことは直通の場合はこのチケットも記念にくれんのかな?」なんてね。
   「こりゃ記念になるわい、ブログ土産が増えたねー」

  そうしたらまた改札ですよ、おんなじようにタッチしてみると、今度は警告音が鳴りさがる。
何度やっても同じなので、他人の様子を見てみようと別の改札へ向かいかけると、黒人の家族とすれ違う。
彼らもやっぱり警告音を鳴り響かせている。
で、ふっと振り返ってみると、子供だけが外に出てるじゃないか!
音を鳴り響かせていた親達も、子供のアドバイスでどうやら無事に改札を出られたようだ。

  出られるとなりゃ自分も…ってことで、またもやタッチパネルにターッチ、やっぱり派手な音が鳴り響く。
ふっとそのパネルの下を見ると、貯金箱の口の長いやつがあるよ。
   「またやってもうたー![ふらふら]
二年前と同じことをしてるよ、学習能力がないよね、チケットをその口に滑り込ませりゃいいんだ。
  一発目の改札がタッチで通れたから、余計な欲をかいてこのざまだい、人間欲をかくとろくなことはないってかぁー。

  それにしても何でふたつも改札があるんだ? 余計な期待を持たせやがって。

  それからKTXのソウル駅を通り抜けて地下鉄へと乗り継ぐんですけどね、もう超長いエスカレーターだらけです。
下の画像はそのうちのひとつなのですが、ちょうど真ん中での上と下です、こんなのがいくつかあって長短合わせて5つくらいのエスカレーターでやっと「ソウル駅」に出ることができます。

  でも帰りはとっても楽なんですよ、長いエスカレーターをふたつも下りれば、航空会社のチェックインカウンターがありますから、そこでチェックインを済ませて荷物も預けてしまいます。
そしてチケットを受け取ったら、また「A‘REX」の窓口で航空券を見せて「ストレート」、これでOKです、20%オフのチケットが買えます。

  あとは手ぶらで、体も心も軽くなって空港への道のりを楽しむなり、ソウル市内で時間潰しをするなり(この場合はちゃんと間に合う直通電車を選んでくださいね)して、指定された時間までに空港ゲートへ行けばいいわけですから。
  ただし、出国手続きは朝の8時しか開始されませんから、自分のように朝の早い格安航空券なんかの飛行機だと、出国の手続きだけは空港でしなくちゃなりませんからね。
それに、ソウル駅でのチェックインは、飛行機出発時間の3時間前までですから、くれぐれもお間違えのないように。

  でも荷物無しで、しかも既にチェックインも済ませてあるってことだけで、こんなに気楽になれるものだとは思いもしませんでした。
行きはともかく、帰りは「直通列車」を使ってみるのもいいかもしれませんよ。

  ところで、チケットはくれぐれも回収の口の中に入れてくださいね。
余計なタッチパネルが目に付くから、誰もがそこにタッチしてしまうんです。
自分が通り抜けた後、次から次へと改札の警告音が鳴り続けていました。
   「自分だけじゃないんだ」
帰りはすんなりと通り抜けた自分、後ろで響くその音を聞きながら、ちょっとばかり優越感に浸っていました(笑)[わーい(嬉しい顔)]
 
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行きは大変、帰りは良い良い、空港鉄道「A`REX」のソウル駅直通 ①

  以前は「金浦空港」までしか走ってなかった空港鉄道、通称「A‘REX」がソウル駅まで伸びたよという話題は過去に書いてますから、今更新しく書くこともないのですが、今回は初めて「仁川空港」→「ソウル駅」の直通列車に乗ってみました。

  前なら「金浦」まででしたから、時間もたいした差はなかったです、指定でも各駅の普通でも。
  しかし、現在はソウル駅までに10分の差が出たことだし、荷物も邪魔にならずにゆったり座って行けるんなら、一度乗っておいてもいいんでないかい(?)ということで、今回は使ってみることにしました。
なにしろ自分のキャリーはストッパーがないので、この「A‘REX」に乗るとゴロゴロと勝手に転がってきよるんです、ずっと持ってなきゃいけない、それからも開放されるわけだし…。

  ところが料金を見ますと普通が4,300wに対して、直通だと13,800wと、たった10分間の短縮のために3倍の運賃というのは考えものではありますよね。
しかも普通の4,300wというのは保証金込みですから、チケットを返却機で精算すればここから600wが戻りますからねえ、かなりの金額の差ということになります。
韓国のこんな電車で1万を超えるというのは、相当に高い金額ということになりますから。

  でも太っ腹な日本人というか、物好きな日本人になってやろうじゃないの、韓国経済に貢献してきました(笑)
しかしながら、このど高い運賃も、ほんのちょっぴり安くなるんならそれに越したことはないわけで、ここで利用したのが〝航空機割引〟です。
「アシアナ」と「大韓」の飛行機で入出国する場合は、チケット購入時に航空チケットの半券(帰りはチケット)を見せれば20%の割引がありますから、利用価値のあるものは使っておいた方がいいですからね。


  まずは「仁川空港」です。
到着出口に下りのエスカレーターがありますから、それを使って下りて行きます。
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お次はエスカレーターが横に伸びてます(笑)って、動く歩道でんがなと、わざとらしい![わーい(嬉しい顔)]
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  動く歩道を降りて奥へと進んで右手に折れれば
まあ、なんということでしょう!(笑) とっても広いゴージャスな駅に到着です。
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  以前はチケットの購入も改札も同じだったのですが、現在は「直通用」として分かれていました。
空港側から手前にあるチケット売り場や改札が「直通用」となっています。
それがこの画像です。
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  そして窓口で航空機の半券を出して 「ソウル、straight(ストレート)」と言えば、窓口のお兄さんが満面のやさしい笑顔で、電卓を見せてくれるのでその金額を支払うわけですね。
そのチケットがこちらになります。これを改札機にターッチして中に入りますと…
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今度はとーーっても薄暗くて陰気な(笑)エスカレーターがありますから、それで下のホームに下りて行くんです。
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そうしますれば、ホームに直通列車が待っててくれますから、これで無事にソウル駅までなーんにもせずセレブ気分が味わえるのです[手(チョキ)]
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完全に同じ装備で通った「金属探知機」、中部 VS 仁川空港

  時間をずーっと戻させていただいて、戻しすぎだろってくらいな出発時まで戻させてもらうことにします。

  出発はもちろんですが空港ということで、日本は現在住んでる場所から、金さえ払えば30分もかからないという「中部国際空港」、通称「セントレア」

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  普段の旅行だと軽食を済ませて少しオープンデッキをぶらついて、すぐにチェックを受け出発ロビーの方に向かってしまうのですが、今回はこんな時期なのに寒くもなく、なんとなくぶらついてみることにした。

  セントレアのオープンデッキって、先端まで行くとかなりの距離があるんですね、初めて体感してみました。
以前の昼間は「大韓」の飛行機しかなくて、ここは韓国の空港かよ(?)って感じでしたが、今回はまあまあいろんな国の飛行機が並んでます。
それらを横に見ながら先端まで行くと、飛び立つ飛行機が滑走路を疾走して空へと向かう様子が間近で見られます。
  「こんな近くで見られたんだ」って、もう10何回も利用してるくせに今更の感想です。
写真を撮ろうと思うのですが、 「はやッ!」  滑走路を走る飛行機、加速をつけて飛び立つ飛行機は思いの他の速さで、おいらのような素人さんにはカメラがついていかない。
それよりも何よりも、おいらのようなカメラからビヨーンとレンズが飛び出るようなデジタル一眼では、邪魔な金網の方にピントが合ってしまって無理でんな[ふらふら]
でっかい本物の(?)一眼を持ったカメラ小僧に、ちょっとばかり劣等感を抱いたりして(笑)

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たそがれ時のセントレア
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  オープンデッキからエレベーターで1階に降りるとこんな展示スペースがあったんですね、これもまったく知りませんでした。
とかく地元のものっていうのは、改めて見ると知らないことが多い、〝灯台下暗し〟とはよく言ったものです。

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  そんなセントレアの時間も17時になろうというので、いよいよ出国審査を受けてロビーへと向かいます。
  ここで普段なら念のために腕時計もはずすのですが、忘れてそのまま「金属探知機」を通り過ぎてました。
チャイムは何も鳴らず、後で「腕時計をしたままだった」と気付いたのですが、ここで考えました。
「そうだ帰りもこの格好で、腕時計もしたまま、韓国の仁川(インチョン)の探知機を通ってやろう」とね。


  そして、時間はポーンッと飛びまして、帰りの12月3日、仁川空港側の出国審査です。
服装は到着した時と同様のもの、変わっているのは下着や靴下だけ。
あえて腕時計をしたままで「金属探知機」を通ってみました。

 ピンポン ピンポン ピンポン 派手に鳴りゃあがったよ。
お決まりの腕に持った方の探知機で再審査を受けます。
横に開いた左腕で派手に鳴ります、このあたりは想定内でした、前々から仁川のは絶対に厳しいって思ってましたから。
「やっぱりね」と思っていたら、「アリーッ!嘘やん!」 別の場所でも鳴ります。
なんとまあお臍のちょうど下辺りで鳴りよりますんです、上着がパッとめくり上げられますと、出てきたのはジーンズのボタンですよ。
   「こ・こ・こ・これって金属?」

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こんなものでさえ反応してしまう、恐ろしや〝仁川空港〟の金属探知機です。
北との関係があるからなんでしょうが、ここまで厳しいといっそのことパン一で審査した方が早いんでないかい?(笑)

仁川空港のディスプレイ
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