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〝ホドンの高句麗〟の使い方で、『幻の王女チャミョンゴ』を見る目が変わった

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  「加恩SBSオープンセット」、ここは元々はこのドラマのために造られました。

  大作なのに、戦闘シーン以外は魅力がなく、とっても不自然な主役交代をしたという、自分の中ではワーストとして凄く印象に残っているドラマ「淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)」です。
あのドラマのために、これだけのセットが造られていたというのが、意外性以外の何物でもないというのが正直なところ。

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  同じ試合のシーンなのに、対決している所は晴れていて、周囲の見物人は雪の中という、もの凄い冒険シーンを見せてくれたドラマで、それは後の「済衆院」なんかにも活かされ(?)、韓国の時間に追われるドラマ制作の典型のようなものとして、かなりインパクトがあった[わーい(嬉しい顔)]

  それ以来、どうもSBSはかなり冒険シーンが多いというイメージがあったけど、現在放送中のドラマ「幻の王女チャミョンゴ」では、ちょっとそんなイメージを覆してくれた。

  この加恩のオープンセットを訪れてから、最近の録画してあった「チャミョンゴ」を大急ぎで観て〝ウーン〟とうならされたことがあるんです。
  それは、高句麗の場面では徹底してこの「加恩」にこだわっていること。
自分たちのような素人なんて、いろいろ見て来ている自分でさえ、なかなか区別がつかない撮影セット、どこも似たようなものが多くて、宮殿とかの目立つものは別にして、その他の民家とか周囲のものなんてわかりゃしない。
ドラマの「楽浪」だろうが「高句麗」だろうが、同じような場所を使ったって区別なんてできそうもない。
  ところがこのドラマ、ここ数話は高句麗のシーンが多かったが、それを観た限りでは、「高句麗」のシーンではこの「加恩オープンセット」のものをうまく使って撮影しきっているように見える。
「楽浪」でのシーンで、この加恩を使っているシーンが見受けられない。

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  「楽浪」と「高句麗」という国の違いを、きちんと撮影セットにもこだわってるってところ、なかなかだねえって感想を持ちました(笑)
このドラマって丁寧に製作しすぎたのかもしれないですよね、ストーリー展開なんかも長いドラマを想定してたから、丁寧にやりすぎちゃって初めの頃は裏目にでちゃったねえ、ってことも言えそうだったりするのかも?
子役の人選においてはその限りではありません(笑)
とにかく、ここ最近の回を見た限りでは、そんな国の違いのこだわりを丁寧に製作しているってことで、ちょっとばかりこの「幻の王女チャミョンゴ」というドラマ、これから終盤へ向かう展開に注目してみようかと思います。

  それよりも何よりも、自分が見てきたばかりの「加恩オープンセット」が、まだ旬のうちに見られるという数少ない時代劇なんですから、少しばかり楽しみを見出したぞってことで、嬉しさを隠せない自分の方が大きいんですけどね[手(チョキ)]





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