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「光化門」広場」は〝満開の警察官〟で「ああ、きれい」って、んなバカな!

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  夜の「光化門広場」周辺って、想像を見事に裏切ってくれて、ひっそりと、しかもなぜにこんなに暗い?
人がいないわけじゃない、勤め帰りのサラリーマン・OLが多いが、この皆さんにとっては毎日見慣れている風景でしょうから、横断歩道を渡るだけで、誰も広場の方へ入る人はいない。
それは分かりますけどね、なんでこう暗くて閑散としているんだろうと不思議だ。

  二年前にこの広場が完成して、開放されたばかりの時の姿を見ている人間にとっては、わずか二年でだんだんと寂びれ、忘れられた存在のようになっていく「光化門広場」を見るのはかなり寂しい。

  開放された当時のように、ここは夏には大きな花畑で埋め尽くされ、冬には華やかなイルミネーションで飾られるのだろうと信じ込んでました、だけどそんなの見る影もない。

  ところが予想だにしないもの、いえ、人々でこの広場は〝満開〟状態です。

  横断歩道で信号が変わるのを待ちながら、自分は不安でいっぱいです。
なぜなら、広場の中には凄い数の警察官の姿です、しかもマス目状態に配置された、いかにも警備体制と言わんばかりに並んでいるのです。
  「何?、何か犯罪者の検問?、それともお偉いさんの警備?、広場へ入れる?入れない?」
頭の中でいろいろ考えながら信号が変わるのを待ちます。

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  暗くて警察官がいっぱいの中、二人連れが隅を通り抜けてきた様子が見られますから、入ったり通り抜けたりはどうやらできる様子です。

  信号が青に変わり、サラリーマンやOLは反対側へと向かう中、一人だけ広場の中へと方向をとります。
     「何か訊ねられたら日本人で、観光だと言えばいいさ」
そんな気持ちで中の方へ向かいますが、大きく四角に配置された警察官たちは気にする素振りはありません。
だったら写真も平気だろうと、「いかにも観光客だよー」って見えるようにカメラを構えます。
  
  「何でソウルの真ん中、しかも観光地であるはずの光化門広場で、写真1枚撮るのにこんなに気を遣うんだろう?」
しかもフラッシュを点灯させたら、そこらの警察官の注目の的となりそう、なんかそれもいやだねって気分ですから、フラッシュもなしで数枚だけ撮ってきました。

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  それにしても、広場の入り口にマス目で四角く陣をつくり、「李 舜臣(イ・スンシン)」像の前でも、「世宗(セジョン)」像の前でもそれぞれに同様の陣を組み、この警察官たちの意味が分からない。
もしかしたら「禁煙区域」になったからその警戒? それにしては数が多すぎる。

  李 舜臣さんはどうでもいいけど、せっかく初めての夜の「世宗」像ですから警察官なんていらない、間際の隙間からやっとのことで撮ります。

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  薄暗く華やかさのかけらもない「光化門広場」の中を埋め尽くした〝満開の警察官〟の姿は、一種異様な光景としか言いようがなく、
   「これじゃあ観光客も寄り付かないだろう」
だんだん寂しく意味も無い広場になっていくんでしょうかねえ、この「光化門広場」も。
「光化門」の前の辺りだけには人がいてくれたのがまだ救いです。

  ただ、今夜はクリスマス、そしてもうすぐ正月、ソウル名物のイルミネーションで飾り付けしてもらっているといいのですが…。

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誰かも知らずに写してきた「光化門広場」脇、サテライトスタジオの芸能人(?)

  「板門店」のツアー、本会議場の中へは工事で入れなかったにしても、自分としては念願が叶いました。
ご一緒だった一人旅のちょい若の男性は「つまらなかった、また来年だな」なんて言ってみえましたが、どうやら自分もそうなる可能性は大きいかも? まあこのまま北朝鮮が混乱も無く平穏が続いて、「板門店ツアー」が無事に催行を続けていたらのことになりますが。
何事もなくあってほしいですね、できれば若き指導者が先進的かつ平和的であってほしいと願うばかりです。
  でもおじいちゃんにそっくりな孫、そして若すぎるということで、かなりの不安は募りますが…。

  ツアーの最終点はロッテホテル前ですから、もう点灯しているイルミネーション群をあっちからこっちから写しても、まだ次に予約してある公演の「カルマ」までにはかなりあるので、この近辺を歩いてみることにします、特に「光化門広場」や「光化門」の夜の姿はまだ見たことがありません、そちらへ向かって歩くことにします。

  「光化門広場」の周辺、どこが?って聞かれても即答はできませんが、またなんだか昨年よりも変わっているような気がするんですが。
この周辺の風景はよく変わりますからね、華やかに彩られたかと思えばまったくそうでもなくなったり、ソウル中心部の変化には順応しきれません、このちょっとばかり霞がかかりつつある頭では(笑)

  「清渓川」の入り口を過ぎて、「光化門広場」への横断歩道の手前だったと思いますが、大勢の人だかりがしています。
ここにもありました、「以前こんなものあったっけ?」と悩ませる存在のものが。
サテライトスタジオです、「絶対にこんなもの無かったよね」とは思いながらも確信は無い。

  まあとにかく人だかりがしてるってことは、まあまあ名の知られたお方が中にはみえるんでしょう(?)というわけで、自分も人だかりを掻き分けて覗いてみました。
  日本だったらね、絶対にこんなことはしないんですよ、近所に以前「島田 紳助」の金儲けの種になっていた〝おばかタレント〟が、よくミニコンサートをする場所があって、自転車で買い物に出かけると女の子達が騒いでる。
内心はテレビに出てる人間が近くにいるんだから、見ても損はないかって思えど、「馬鹿らし」と、素知らぬふりを通すんですが(笑)、韓国となると、人だかりがしてりゃ覗きたくなるミーハーさんになっちゃうんですねえー[ちっ(怒った顔)]

  覗いたところで、そこに自分が知っている人間がいるなんてことは絶対にない、そうは思えども、もしかしたら番宣で時代劇のスターがいるかもしれないと、僅かな期待を込めて見てみるんですが、そんなわけはありません。
だいたいからして、自分は日本にしろ韓国にしろ、芸能人の名前すら覚えられない人間です、誰だか判る人間がそこにいたら奇跡としか言いようがない。

  そんなわけで奇跡など起こりようもなく、中にいる男性が有名人なんだか、女性の方なんだかってことも分かりゃん!
ここで日本語が聞こえてきた 「きれいなのは分かったわ」とか言ってます。
きれいってことは有名人は女性の方? でもね、この時代は男性にも使いますからね〝きれい〟(笑)

  考えたって分からんものは分からんのだから、まあツーショットを写しときゃいいだろってことで、その場で撮ったのがこの画像です。
この場合は、全州のロケとは違って、通勤帰りの皆さんは携帯で、観光客はカメラで撮りまくりでしたから大丈夫だったんだろうと思います。
外から見てもらうサテライトなんですから。
ところで、このどちらが有名人? はたまた両方とも? 自分には永遠に解る日がくることはないでしょう。

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  なんにしても、日本ではひた隠す、正直なミーハー気分まる出しになれるっていう、恥ずかしいもくそも無くなる「韓国一人旅」のひとコマです[わーい(嬉しい顔)]

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