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ロケ中って遠くからでも撮禁? 全州・韓屋村で怖い顔でバッテンされちゃった

  寒い冬は苦手で、できるなら外には出たくない、今日は買い物するものもないしということで、もう一発だけ更新しておくことにします。

  「全州韓屋村」のめぼしいものは見てしまい、時間があり余るくらいになってしまいました。
無料のシャトルバスが11時頃に到着して17時頃に出発と言う、確かそんな時間配分だった気がします。
だから自分もそれくらいの余裕を持っての計画を立てたのですが、自分のような人間はもっと短くてもよかったですね。
「韓屋村」と呼ばれる地域内をいろいろ歩いてみましたが、自分の興味を惹くようなものは無かったです。
女性がしっとりと歩いて散策したり、グループなんかで体験できる施設なんかに行ったりと、そういう皆さんには時間は充分に必要なんでしょうが、自分のような代表的な史跡だけでいいやっていう、情緒を楽しむどころではない無粋な人間にはちょっと退屈な観光地でした。

  することもなく、見学したい場所も見つからず、かと言ってKTXの時間までぼんやり駅なんかで過ごす気にもならず、当ても無くあっちゃこっちゃ行ったり来たりしてました(苦笑)

  自分がこの「韓屋村」にタクシーで到着した時に、「慶基殿」の少し手前である集団を見かけました。
タクシーの中から見てもすぐに見当がつきます
     「何かのロケをしてる」って。
でもその後も何度か見かけはしても何ら気にかけることもなかったんです。

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  確か樹齢が600年という全州崔氏の銀杏の木がある、その家屋から伸びた観光用にきれいに整備された道を歩いてましたら、そのロケ隊もこちらに移動してきてました。
それまでは韓国の俳優さんだかリポーターだか、ドラマだか紀行番組だか、全く興味なんて無かったのが、身近に人だかりがしている場所を通り過ぎるとなると、急になんか見ておかないと損をするような気分になってくる。
人間の心理って面白いですよねえ、一種の集団心理ってやつなんでしょう、みんなが見てるから有名人かもしれないし、見といて損はないでしょうってやつです。

  ですから立ち止まって見てみることにしました(笑)

  白人の男性と韓国の女性のツーショットを、この韓屋村の風景をバックに撮っているって感じです。
その白人も女性も知りません、だいたいが俳優さんなんだかってことすら知らないわけですから。
ところがです、もう自分の韓国旅行はこのブログとともにある、そんな感じになってきている自分ですから、ブログネタに写真の1枚も撮っとくかとなったんですね。
  遠くからだし人ごみの頭を避けた隙間からだし、しかもその被写体の人物は歩いているシーンの撮影だからだんだん移動してるしってことで、まったくろくな画像なんて撮れやしません。
自分としてはそれでもいいんです、全州でこんな撮影にでくわしましたよってことだけで。

  そうしたら、おいらみたいな野次馬を整理するスタッフらしき人物が、シャッターを押した途端に見つけて怖い顔して腕でバッテンです。
ああいう観光地のメインストリートで、見てくださいと言わんばかりの目立つ場所でも、写真撮影はいけないものなんですねえ、シャッター音なんて聞こえようもない遠い場所からでも。
初めて知りましたがそういうもんなんですか?

  でもどのみちここは日本だし、ピンボケ画像だし、かろうじてピントも合ったのは、木が上手にモザイクみたいに目線隠しをしてくれてるし(笑)、大丈夫でしょう。
黒い目隠しを入れたのがそのスタッフのあんちゃんです。

  みなさーん、12月1日の全州の韓屋村でこんな撮影をしとりましたでえー! [わーい(嬉しい顔)]

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渡るに渡れない、全州の道路! 見学をやめた「客舎」

  聖堂という韓国で築かれた西洋美に魅了されてしまった自分ですが、今度はまたまた韓国伝統の美に出会いに行くことにします。

  「殿洞聖堂(チョンドンソンダン)」を出て左に向かうと交差点があり、それを渡ればすぐの場所に存在するのが.「豊南門(プンナムムン)」です。

  韓国のあちこちにこういった大きな門はありますが、他の門に比べると美しさも兼ね備えているといった印象です。
ただ場所が市場街の出入り口のようなところですから、またここも車がいっぱい停めてあるは、行き交う車は多いはということで、のんびり立ち止まって…なんていう雰囲気ではありません。
やっぱりどうせ写真を撮るのなら全景を撮りたいですから、めいっぱい後退して停めてある車の間から撮ります。
ところが、この門の半円になった石垣側は道路になってますから、行き交う車が途切れたところを狙うのですが、よく通ります車が。
皆さん普通の生活をしているわけですから、観光客のために停まってくれるわけがないですから、根気よくシャッターチャンスを待ちましょう(笑)

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  韓国のこういう大きな門って、みんな道路に囲まれた一角にありますよね、観光客泣かせです[ふらふら]
  この門って不思議で、半円の石垣の中に解説が書かれた案内板のようなのがあって、普通には行けそうもない忘れ去られたような場所に存在しています。

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  表側は多少は開けた感じにはなってますが、扉は固く閉ざされていて見学するような雰囲気にはないので、外見だけを楽しむだけっていうような存在ですね。
でもまあ華麗な形をした門ですから、外見が見られれば充分でしょう。

  そして地図によれば、この「豊南門」を北にまっすぐ向かえば「客舎」なるものがあるらしいということで、せっせこ歩いて行ってみることにする。
その道すがらはなんの変哲もない街並み、本当に韓屋? 本当にこっちであってる?という雰囲気の中でっかい道路にぶち当たる。

  その道路の向こう側に「客舎」は存在していた。
でも自分の画像にその「客舎」なる史跡は無い。
実はあった1枚だけ、行き交う車で隠されたような「客舎」の画像が…でも消した、車しか目立たないような画像は要らないってことで。

  その道路ったらもの凄く車の往来が激しい、ところが、「客舎」に行くにはその道路を渡らなくてはいけない。
大きな横断歩道はあるのだが、そこに信号機は無い。
他人様の画像をお借りしたが、こんな感じになっている。

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  この画像ではのんびり渡れそうな雰囲気だが、自分が訪れた時には猛スピードの車がひっきりなしで、歩行者のために停まってくれるなんて様子ではなく、地元の人が渡れずオタオタしている。
あの、車の合間をついてどんな道でも思いっきりよく渡る韓国人がもたついているのに、この歩行者優先に慣れきっているおいらが、合間をついて渡れるはずがない。
途中でもたついたりして「こんな韓国の道路でなんか死にたきゃない!」
そんなわけでやめた。 ちなみに自分が見ている間にその横断歩道を渡りきった人はいない[がく~(落胆した顔)]

  遠回りして信号のあるところを渡って行き着くことも考えましたが、そこまでして行って見学するようなものでもないだろうってことでスッパリ諦めました。
そりゃね、その「客舎」なる史跡でドラマの、しかも〝トンイ〟なんかが撮影されてたっていうんだったら行ったかもしれませんけどね(笑)

「全州」の風景をまとめていますので、4ページが同じものです。 『豊南門(プンナムムン)』は7.10~7.45くらいの30秒くらいです。



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荘厳さと華麗さが同居するすばらしい場所 全州韓屋村 『殿洞聖堂』

  「慶基殿」で韓国の伝統美、日本の美とも共通するような散策空間を満喫した後は、斜めお向かいの「殿洞聖堂(チョンドンソンダン)」へという、この全州の韓屋村ではお決まりのコースをとります。

  「慶基殿」からも見えるため、韓国美と西洋美が交差するような、なんとも言えない雰囲気を味わうこともできます。

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  ところが、現在は左半分は工事中で、本来は左半分はどんな姿をしているのかなんて窺い知ることができない。
そんな工事の影響なんでしょうが、遠くから見える聖堂の前も駐車された車で埋め尽くされています。
相当、かなり、もの凄く、超超 がっかりです。

  この「殿洞聖堂」はグーッ!と首を上に向けないとてっぺんまで見えないような建築物ですから、その全景をカメラに収めるのも大変なんですが、車が邪魔していてなかなか光の加減とマッチした位置で撮れない。
車と車の間に入り込んで写真を撮ろうとしても、条件が限られてしまってうまくいかなくて、暗い画像しか撮れない。

  「ちょっと時間をおいてみるか」ということで、周囲にいくつかある像を順番に撮影していくことにした。
キリスト、マリアなどいくつかの像があるが、どれも何か心を揺さぶられるものがある。

  自分は、というよりも先祖から仏教なのですが、個人的には宗教の中ではキリスト教に好感を持っていまして、叔母がクリスチャンなのでお願いして、聖書なるものも譲ってもらったことがあります。
結果的には厚すぎて読みきれずに、今も書棚の肥やしになってしまってますが[ふらふら]
  
  とにかく聖堂の周囲にある像の姿に圧倒されっぱなしで、中でもお気に入りがこの「マリア像」です。
なんてやさしい顔なんだろうって、子供を慈しむ雰囲気が迫ってくるようなやさしい微笑みです。

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  そんなこんなしていましたら、車が2台も出ていくのが見えます。
「今のうちだ」 このチャンスを逃せばまた別の車が入ってくるのは明らかですからね。
おかげさんでいろんな角度からの聖堂の姿を捉えることができました。
  
  改めて見る聖堂の姿、すばらしいですねえ!
なんでも、ビザンティン様式とロマネスク様式を折衷させたデザインになっている、カトリック系の聖堂だと言いますが、重厚であり荘厳であり華麗でありっていう、なかなか難しい取り合わせを見事に調和させているっていうか、建築家でもデザインの勉強をしているわけではないので、どんな表現をしたらいいのか分かりませんが、とにかく〝建築美〟ってこういう建物のことを言うんだろうなあって感じです。

  建てられたのが1914年といいますから、あまり古いものではないようですが、それでも感動ものですね、この姿は…

  「中へは入れないのかな? 中の画像を目にしたことがあるけど…」などと思ってましたら、カップルが閉まっている扉を開けて入るのが見えました。
だから自分もそれについて中に入ってみましたら、なんとまあ中には祭壇に向かってお祈りを捧げてみえる方が何人かみえるじゃないですか。
誰が出入りしようが、静かな中でカメラのシャッター音がしようが、微動だにすることなく手を組んでお祈りを捧げてみえます。
  そんな中で自分もちょっと気が引けはしましたが、シャッター音を響かせてきました。
だってシャッターを押すしかないでしょう、この美しい中の様子を目にしたら。

  教会の内部を見るのは初めてではありませんし、厳かな雰囲気のある教会はいくつか見たことがあります。
だけど、「なんてきれいなんだ!」 美しさに目を惹かれる教会はそうそうはないと思いますが…どうでしょう? えりなーさん?
荘厳さと華麗さって同居できるんだぁ!ってそんな感想です。
とりわけ、画像ではうまく捉えることはできませんが、祭壇奥にあるステンドグラスの美しさといったらなかったです。
さすがに皆さんが熱心にお祈りを捧げる中、ヅカヅカと奥まで行って写真を撮るなんていう、そんな無粋なことはできませんから、身近にある横のステンドグラスだけで我慢しておきました。
  今回これも初めて知ったのですが、ステンドグラスの窓って、外からの光でしか美しく見えないんですね、外側から見たらなんの変哲も無い窓でしかないんだってのを、今更ながら知ったという無知な自分でした。

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  敷地自体は工事中で教会の雰囲気はぶち壊しでしたが、この聖堂に関しては、すばらしいの一言しか出てきませんでした。
韓屋村という韓国の伝統の様式の中にあって、ともすれば不似合いな西洋美なのですが、うまくその中に溶け込んでいるっていうか、いえいえ、自分としたら、この聖堂あってこその「全州韓屋村」でしょうって感じですかね。

「全州」の風景をまとめていますので、4ページが同じものです。 『殿洞聖堂(チョンドンソンダン)』は7.45~ラストまでです。


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